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圧縮された神々:スペース・コヨーテと同一性の鉄則; The Compressed Kami: Space-Coyote and the Iron Law of Identity

軍の「沈黙」と道場の「虚空」を経て、牙は鋼の如きラテックスを纏う。禁じられたアイデンティティは、圧力を受けてダイヤモンドへと昇華した。今、潜水艦は浮上する。一万個の太陽の如き光を放ち、スペースコヨーテは「真実」を刻む。
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斎藤守弘師範の言葉への応答; A Response to a Quote by Morihiro Saito Shihan
この対話が強く照らし出すのは、合気道がしばしば「円の武」と見なされながらも、その底では常套の運動を超えて、烈しく、中心に据わった力を宿す武である、ということだ。稽古の場にあらわれるのは、円・三角・四角、球・角錐・立方――さらには高次のかたちであり、それらが並進、回転、反射、拡大縮小といった変換をまとって立ち上がる。そして肝要なのは、その理解が「頭の説明」ではなく、まずは身の運動感覚として掴まれ、同時に、共同の場の間――人の群れが一つのフレームとして動き出す力学――の中で磨かれていくこと。そうして「強さ」と「技」は、既成の像をほどかれ、別の輪郭へと組み替えられてゆく。
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天の浮橋の潜水艦; Ame-no-Ukihashi’s Submarine

踊場にあらぬ音の台にて、下より“thumpies”鳴り、上には星光ほの見え、天の浮橋そのあはひに現れたり。墨黒の乳膠の獣、潜艦のごとく黙して進み、圧の香にまじりて融合の熱と[省略]の幽香、胸の端(はし)を揺さぶりぬ。かのひれめく護謨の肉球、大地を床と思はず伝送の線として歩み、読む者もまたその橋を渡りて帰らむ。

